2018年6月27日
初めての赤ちゃんを授かった妊婦さんの責任感といったら、
男性には想像しがたいもの。
男性の立場からすれば実際に体調の変化があるわけでもないので、
妊婦さんと同じ体験をすることはできません。
たとえばプレパパ講座では赤ちゃんと同じ重さの人形を使って抱っこ体験などありますけどね。
一時的なものですから、継続的な辛さや大変さはわかりません。
妊婦さんの言うことに耳を傾け、できる限り家事とか協力したつもりでも、
「あなたにはこの辛さがわからない」と言われれば、
「はい、その通りです」としか答えようがないくらい無力です。
妊婦さんも辛く当たることを申し訳ないと思いつつも、
言えるのが夫しかいないからということもありますよね。
妊婦さんも夫もお互いに初めてのことなので、
自分でもどうしていいかわからないことだらけ。
人は誰でも未体験なものには過剰適応しようとして
力が入り過ぎたり神経過敏になったり。
男性にとって、パパになった実感は、
女性に比べてだいぶ後にやってくるのだと思います。
かく言う僕も振り返ってみるとAndyさんにとってどれだけ頼りになったんでしょうね。
特に聞いたことはありませんが、
出産に立ち会わせてもらって壮絶な闘いを見せてもらったので、
本当に感謝しかありません。
よく言われることですけども、命の誕生って命がけなんだと実感しました。
でも時間が経てばそういうことも薄れたり忘れてしまうので、
時々こうして「あの時」を思い出していきたいものです。